春の陽気が待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。



さて、最近私にとっては感動的なニュースがありました。


リオオリンピックの代表選考会を兼ねたレースで女子マラソン選手の福士加代子選手が優勝。


見事、リオ五輪への内定を勝ち取りました。


これまで、福士選手は実力を備えながら脱水症状でレース中に転倒してしまったり、後半にそれまで独走状態だったのに大失速してしまったり、3度にわたる骨折や大きな怪我をしてしまったりと決して順風満帆な競技生活ではありませんでした。


ですが、本人が「何度も失敗してきたけど、いつか成功したい」と語るように


挫折に負けることなく、前を向いて進み続けてきました。


過去にとらわれることなく、「今」に。

このメンタリティはヨーガでも非常に重要視されるところで


二人の修行僧を題材にしたこんな逸話があります。



二人の若い修行僧が、旅をしていました。


ある日その二人の前に川があらわれました。


川に橋は無く、流れの強いなかを膝まで浸かって進まなければなりません。


そこに美しい女性が川を渡れずに立ち尽くしていました。


修行僧Aがその女性を背負って渡りました。


もう一人の修行僧Bは「修行中に女性の体に触れるとは何事だ」と訴えましたが



修行僧Aは「困っている女性を助けるのも修行の内だ!」と言い女性を向こう岸まで背負ってあげ女性はお礼を言い去っていきました。


そこから修行僧Bは心の中の不満を抱えながらAとの旅を続けていましたが


三日後Bは遂に我慢ならずに「三日前、お前は修行中に女性の体に触れたよな!あれは修行の妨げ以外に何ものでもない。どう思っているんだ!」と議論を吹っ掛けました。


するとAは「三日前?女性?あーあのことか。お前、まだ、あの女性と一緒にいたのか」


Bは返す言葉を失ってしまいました。


三日もあの女性にこだわっていた事こそこの三日間の修行の妨げになっていた事に気付かされたのです。


Bは過去にとらわれていた自分を反省しAのように「今ここ」に自分を置き、二人は素晴らしい修行の成果をあげるというお話です。



福士選手の話、修行僧の話二つに共通するのは


「過去にとらわれず今ここに集中して生きる。」事の大事さです。



ヨーガでは瞑想、呼吸法、ポーズという手段を用い


とにかく「今ここ」に集中する訓練をします。



過去にとらわれれば、苦しい。


過去を置く。術は生きていく為のメンタルヘルス上非常に大切な技術になります。


誰にでも引きづりたくなるほどの過去はあります。

福士選手にも。


でも、それに負けずに前を向いて生きる事が強く生きるという事。



まずはヨーガでリトルロータスで「今ここ」に集中することろからはじめてみませんか?



          
              3月のスケジュール

 

3月4日(金曜日)15:30~16:45谷津コミュニティセンター
                      ふれあいルーム

3月11日(金曜日)15:30~16:45谷津コミュニティセンター
                      ふれあいルーム

3月18日(金曜日)15:30~16:45谷津コミュニティセンター
                      多目的室


3月25日(金曜日)15:30~16:45谷津コミュニティセンター
                      ふれあいルーム


           4月のスケジュール
 



4月1日(金曜日)15:30~16:45谷津コミュニティセンター
                      ふれあいルーム

4月8日(金曜日)15:30~16:45谷津コミュニティセンター
                      ふれあいルーム

4月15日(金曜日)15:30~16:45谷津コミュニティセンター
                      ふれあいルーム
 *4月22日・29日はお休みとさせて頂きます。
お間違えなきようお気をつけてお越しくださいませm(__)m>


     


:料金:1回600円

:持ち物:ヨガマット又はバスタオル、飲み物、フェイスタオル、動きやすい服装